内容説明
心理学の基礎知識のほとんどない学生が本書を学ぶことによって、面接法を用いた卒業論文をまとめることができるように意図して編集。まず面接法の概観と具体的な手順の解説をして全貌を明らかにし、続いて面接法を用いた実習や演習によって具体的な理解と修得をはかり、さらには各方面の応用や研究の紹介をすることによって、読者が展望を持って面接法をもちいることができるように構成している。
目次
人間行動の理解と面接法
第1部 相談的面接法の理論と技法(相談的面接法の概観;相談的面接法の実習―傾聴訓練(紙上応答構成;ロールプレイ)
相談的面接法の実習(自我同一性地位面接;回顧法によるいじめ体験の半構造化面接;進路指導)
相談的面接法による研究の実際)
第2部 調査的面接法の理論と技法(調査的面接法の概観;調査的面接法の実習(ライフコース;認知発達;思考過程・問題解決;グループ・インタビュー;面接法から質問紙法へ)
調査的面接法による研究の実際)