内容説明
動物や植物に親しみ、工作遊びが楽しめる。“数”のルーツを探り、環境問題を考える。子どもたちの科学の目をひらく一冊。3年生のために先生が選んだ科学の名作集。
目次
ひらけていく海
なぜ「九九」っていうの?
ドライブインの草
虫歯くんには負けないよ
10円玉がまるいわけ
イモムシのうんち
コスモスと虫たち
あまーい水、からーい水
見えない時間を見るどうぐ
おり紙と三角じょうぎ
虫めがねカメラ
ウシガエル
地図あそび
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワタナベ読書愛
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2000年刊行。11人の作家たちと編集委員会の人たちが、海や水、植物、算数の九九や定規、科学のことなどを、身近な話を使って興味をもてるように「読み物」にした本。例えば10円玉が丸い理由を、もし四角い形だったらどうだろうか?と絵も添えて、いろいろ教えてくれる。子どもの「なぜ」にしっかり向き合い、丁寧に楽しく説明して納得させる気持ちが満ち溢れている。当時の大人たちの親切心が感じられる。学校では一生懸命勉強したとは言えない私でも、こういう風にしっかり愛情を向けて教えられたら、今はもっとまともな大人になったかも。2024/03/30