内容説明
「教えてもらう」のではなく、「一緒に経験する」だから、本当の学力になる、算数に自信がつく!柔軟な発想で解きほぐす『図形問題』。
目次
フクシュウキの映画会―大きさのちがう同じ形
タコタコ焼きオヤジ悩み―面積を変えないで形を変える問題、しき詰める長方形の数を求める問題
渡る迷路は鬼ばかり??―一筆描きの問題
ドーナツてんだ?この花壇―同心円の面積を求める問題
光と影のライトショー―同じ形の見方を使う問題
ピタゴラ・ミュージアムでピタゴラ体験―直角三角形の不思議、道路の面積を求める問題
ハンブンダイはどうすんだい!?―図形を二等分する問題
自然公園だ!2人のサッチャン―面積の割合を求める問題
ゴリラ博士、危機一髪!―正十二角形の面積を求める問題
エピローグ ちょっとお得な三角形―長方形を分割する
著者等紹介
正木孝昌[マサキコウショウ]
1939年、高知県に生まれる。高知大学を卒業後、同県内の公立小学校に勤務。1966年、東京教育大学附属小学校(現筑波大学附属小学校)の教諭となる。以来三十四年間、同校において学級担任として児童の育成に携わりながら、専科として算数教育の実践・研究に従事。子どもたち一人ひとりが輝くことを最大のテーマとする「正木の算数授業」は、全国の教育者から高い評価を受け、その要請で行った模範授業・研究授業は、数知れない。その洗練された授業理論と巧みな話術は、多くの子どもたちや参観した先生方の心を捉え、「ゴリラ先生」の愛称で親しまれている。2001年、筑波大附属小学校を退官後、国学院栃木短期大学の教授として教員を志す学生を前に教鞭と執る傍ら、現在も、全国各地で模範授業や研究授業の公開、講演活動を続けている。全国算数授業研究会前会長、日本数学教育研究会会員、文部科学省検定教科書「学校図書版小学校算数」編集委員
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