内容説明
生徒も教師も学習者。数学という文化の入口に立つ生徒の姿から、授業や指導のヒントを探る。
目次
第1章 生徒が直面する困難への気付き(生徒の感じる困難と教師の視線;文字式のとらえ方に関わる生徒の困難)
第2章 生徒の経験した算数・数学に目を向ける(式の学習における小中の微妙な差;かたちと図形;その他の小中のずれ)
第3章 「パターンの探究」ととらえてみよう(「パターンの科学」としての数学;文字式を用いた説明とパターンの科学;「なぜ?」に応える指導)
第4章 「なぜ?」を促す、生徒にも自分にも(生徒の「なぜ?」;私たちの「なぜ?」)
第5章 ユーザー目線で考えてみる(ボールを投げる;ユーザー目線から感じること)
著者等紹介
布川和彦[ヌノカワカズヒコ]
上越教育大学大学院教授。日本数学教育学会資料部幹事・論究部幹事。Educational Studies in Mathematics誌Editorial Board(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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