出版社内容情報
《内容》 発育・発達に適した食事を通して子どもたちが望ましい食生活を送ることができるよう,大人たちが栄養や食生活全般にわたる知識を十分に理解し,「食」について伝えていくことが重要です.
本書は,人生のファ-ストステ-ジにおける子どもたちの健康の基礎づくりができるように願って執筆されました.小児栄養のテキストとしても最適な1冊です.
《目次》
1 保育にかかわる人へ
A発育期の食生活と栄養について考えましょう
大人が子どもの食習慣をつくる
成長発達と食生活
心を育てる食事
Bなぜ今,家庭支援が求められているのでしょうか
子育て家庭の変化
国の政策の流れ-少子化対策の推進-
2 食生活の基礎知識
A栄養,食品,献立,調理
栄 養
栄養素と食品の関係
食品の選び方
献立と調理
B食生活指針
C安全な食生活のために
食の安全性
食 中 毒
食中毒の予防
化学物質による汚染について
3 子どもをとりまく親世代の食生活
A成人期の食生活
成人期の栄養上の問題点
B妊娠期,授乳期の食生活と栄養
妊娠期および授乳期の食事摂取基準
妊娠中にみられるおもな症状と対策
授乳期の食生活
4 発育期の食生活
A乳汁期の食生活と栄養
乳汁期の食生活と栄養の特徴
母乳栄養
人工栄養
混合栄養
B離乳期の食生活と栄養
離乳期の食生活と栄養の特徴
離乳食の役割
離乳の計画と進め方
離乳食の与え方
離乳期の食物と調理上の注意
離乳各期の献立例
C幼児期の食生活と栄養
幼児期の食生活と栄養の特徴
幼児食の献立作成
間 食
お 弁 当
幼児期の食生活の問題点
D病気のときの食事,障害のある子どもの食事
病気のとき
食物アレルギー
障害のある子どもの食事
海外の栄養障害児の現状
E保育所の給食
保育所給食の目標
保育所給食の実際
クッキング保育
F学童期,思春期の食生活と栄養
心身の発育の特徴
食生活と栄養の特徴
学校給食
5 家族の食事
A家族が一緒に食事をする大切さ
B成長発達による食事の注意点
C家族の食事例
6 いのちのつながり
A食料自給率
B消費者の意識
Cいのちのつながり