内容説明
草類の生活の躍動を若い学徒に伝えたい。ここまでわかるが、その先が分らない、と素直に書いた道しるべ。
目次
第1章 種子の衣装と顔(草はどこからきたか;種子の衣装と顔)
第2章 種子の発芽と初期生育(吸水・発芽;初期生育)
第3章 草を使う(茎葉の独立・引張り抵抗;牛も人も草を踏む;放牧;活躍する草達;草は自衛する)
第4章 放牧のすすめ(放牧は草地農業の主流;わが国の耕地に放牧を定着させたい。その条件を探る)
著者等紹介
廣田秀憲[ヒロタヒデノリ]
1932年富山県魚津市生まれ。1956年、岐阜大学卒業。1958年、京都大学大学院農学研究科修士課程修了。農林省十勝種畜牧場。1961年、農林省九州農業試験場畜産部。1963年‐1964年科学技術庁長期在外研究員としてNZ国立草地研究所に留学。1966年、岩手大学講師、翌年助教授。1969年、新潟大学助教授。1974年、農学博士(九州大学)。1976年‐1977年スウェーデン国ルンド大学植物生理研究所に留学。1984年、新潟大学教授。1985年、日本草地学会賞受賞。1988年‐1991年、1995年‐1997年日本学術会議地域農学研究連絡委員会委員。1996年‐2004年日本草地学会長。1998年、新潟大学定年退官。現在、新潟大学名誉教授、日本草地学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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