出版社内容情報
農業や園芸が福祉の力として注目される中、本書は「園芸福祉」が社会にもたらす意義と可能性を、多面的に探究。
園芸福祉がどのような思想から生まれ、どのように地域やコミュニティに根づいてきたのかを丁寧にたどり、
各地の実践事例を通してその効果と課題を明らかに。
社会運動としての広がり、新たなコミュニティ形成への寄与、社会資源としての価値、そして社会関係資本や
コミュニティ・レジリエンスとの関係性までを総合的に考察。
さらに近年の動向を踏まえ、園芸福祉の「現在地」も提示する。
農福連携や地域福祉に関心をもつ読者に、園芸を通じた共生社会の可能性を示すガイドとなる一冊。
【目次】
序 論-『園芸福祉の社会学』を俯瞰する-
第1章 園芸福祉の誕生-オルタナティブな地域,福祉,農業を目指して-
1.その誕生の背景にあるもの
2.園芸療法と園芸福祉
(1)園芸療法の抱えるジレンマ / (2)<園芸福祉>の誕生
3.<園芸福祉>という実践
(1)日本園芸福祉普及協会の役割 / (2)園芸福祉の実践
4.オルタナティブな福祉,農業,地域を目指して
第2章 「未発の社会運動」としての園芸福祉-「 新しい社会運動」 論の視点から-
1.園芸のもつ効用と園芸療法,園芸福祉
2.「新しい社会運動」としての園芸福祉
(1)「新しい社会運動」論 /(2)「新しい社会運動」としての園芸福祉
3.園芸福祉実践にみる「新しい社会運動」
(1)NPO法人土と風の舎 / (2)グリーンズH3O
/ (3)NPO法人グリーン・ピープル・スポット
4.おわりに 「未発の社会運動」としての園芸福祉
第3章 「コミュニティの中心」 としての園芸福祉-「 ひろしまね園芸福祉協会」 の事例を通じて-
1.園芸福祉とコミュニティ
2.園芸福祉という実践 ひろしまね園芸福祉協会の場合
(1)ひろしまね園芸福祉協会の活動 / (2)「ひろしまね園芸福祉協会」メンバーによる活動
/ (3)園芸福祉とコミュニティ
3.「コミュニティの中心」としての園芸福祉 結びにかえて
第4章 園芸福祉と社会資源の開発-京都市山科区の事例を通じて-
1.オルタナティブな問題を想定してみる
2.園芸福祉と社会資源
3.園芸福祉という実践と社会資源の開発 京都市山科区の場合
(1)「すこやかファームおとわ」 / (2)NPO法人ビオトープネットワーク京都「みささぎの森」
/ (3)「はなさんちボランティア園芸部会」
4.園芸福祉と社会資源の開発 その可能性と課題
第5章 園芸福祉の効用と地域福祉との親和性-当事者からコミュニティまで-
1.園芸福祉の実践モデル
2.園芸福祉の定義とその分析軸
3.園芸福祉の分類
(1)NPO土と風の舎 / (2)グリーンズH3O / (3)ひろしまね 園芸福祉協会
/ (4)宝塚園芸福祉協会 / (5)園芸福祉モデルの特徴
4.園芸福祉と地域福祉の親和性
(1)地域福祉の概念 / (2)園芸福祉との親和性
5.園芸福祉と地域福祉
第6章 園芸福祉とコミュニティ・レジリエンス-園芸福祉実践にあらわれる社会関係資本を中心に-
1.園芸福祉実践におけるネットワーク
2.園芸福祉とコミュニティ・レジリエンス,社会関係資本
(1)コミュニティ・レジリエンスと園芸福祉 / (2)コミュニティ・レジリエンスと社会関係
目次
序論―『園芸福祉の社会学』を俯瞰する―
第1章 園芸福祉の誕生―オルタナティブな地域、福祉、農業を目指して―
第2章 「未発の社会運動」としての園芸福祉―「新しい社会運動」論の視点から―
第3章 「コミュニティの中心」としての園芸福祉―「ひろしまね園芸福祉協会」の事例を通じて―
第4章 園芸福祉と社会資源の開発―京都市山科区の事例を通じて―
第5章 園芸福祉の効用と地域福祉との親和性―当事者からコミュニティまで―
第6章 園芸福祉とコミュニティ・レジリエンス―園芸福祉実践にあらわれる社会関係資本を中心に―
第7章 園芸福祉の現在地―園芸福祉をアップデイトする―
著者等紹介
武山梅乗[タケヤマウメノリ]
田園調布学園大学人間福祉学部准教授。1968年宮城県石巻市生まれ。明治学院大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学。駒澤大学・明治学院大学・城西大学・城西国際大学・愛知県立大学・都留文科大学等兼任講師、東京福祉大学社会福祉学部専任講師を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



