出版社内容情報
高齢者が治癒困難な障害を抱えながら迎えるエンドオブライフを、
いかに本人らしく過ごせるよう、どのように支えていくか。
本書は、1990年から2020年代に実施された研究・実践をもとに、
高齢者の人生終盤の潮流、意思決定支援、成年後見制度の活用、
認知症高齢者とのコミュニケーションやコミュニティとの連携、
そして看護教育の取り組み(老年看護学の教育実践研究)まで、幅広く紹介する。
人生の終盤は突然訪れるのではなく、日々の暮らしの延長線上にあるという視点から、
「望むスタイルで最期まで自分らしく過ごす」ための看護のあり方を提示する一冊。
【目次】
序 章
第1章 高齢者の人生の終盤の潮流
第1節 高齢者の人生終盤の状況
1.人生の最終段階を迎える高齢者 / 2.終末期の緩和ケアと看取りケア
3.高齢者の終末期医療 / 4.医療機関における終末期医療意思決定に関する実態調査
/ 5.頼る者を得難い高齢者の状況
第2節 人生終盤の意思決定支援の動向について
1.AD/ACPの動向 / 2.看取りへの移行に関する調査
/ 3.療養型医療施設で長期療養している高齢者からの学び
/ 4.高齢患者の日常生活の意思決定支援(もてる力を奪わない関わり)
/ 5.人生終盤の意思決定支援における看護職の役割
/ 6.人生の終盤に備える準備活動の検討―「いき活」講習会の実施
第2章 高齢者と真に共にある
第1節 真に共にある看護について
1.高齢者と真に共にあること(true presence)の概念
第2節 高齢者の権利擁護と成年後見制度
1.成年後見制度について / 2.市民後見人について / 3.市民後見人による活動事例
/ 4.困窮者への後見事例
第3節 成年後見制度ニーズを前提とした高齢者の人生終盤に備えるプログラムの実施
1.高齢者の人生終盤に備えるプログラムの目的と構成
/ 2.高齢者の人生終盤に備えるプログラムの参加者
/ 3.高齢者の人生終盤に備えるプログラムの実施内容 / 4.ペアごとのプログラム実施結果(一例)
/ 5.認知症看護認定看護師へのヒアリング / 6.看護職への後見人等との連携に関する調査
/ 7.後見人等との連携を志すN-GCPの作成
第3章 高齢者の意思やストレングスを引き出す看護の追求
第1節 高齢者とのコミュニケーションとコミュニティ連携
1.認知症高齢者の置かれている現状 / 2.認知症高齢者とのコミュニケーションの進め方
/ 3.コミュニティとの連携
第2節 高齢者の人生の終盤における真に共にある看護を目指す看護教育
1.夜間実習を通した学び―認知症高齢者の対象理解をねらいとして
/ 2.コロナ禍における施設高齢者とのオンライン実習について
/ 3.老いによる機能低下や世代間ギャップを乗り越えるコミュニケーション
おわりに
引用・参考文献
索 引
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