目次
第1部 理論と方法(現代社会と生活構造;生活構造論の理論構築;生活構造の研究法―生活史法を軸に)
第2部 現代社会の生活構造分析(家族の変容と家族機能;地域福祉活動とコミュニティ―地域福祉活動はなぜ必要なのか;自殺のトレンドと日本の労働環境;日本における宗教生活―家の信仰と個人の宗教 ほか)
著者等紹介
稲月正[イナズキタダシ]
北九州市立大学基盤教育センター/地域創生学群教授
加来和典[カクカズノリ]
下関市立大学経済学部経済学科准教授
牧野厚史[マキノアツシ]
熊本大学大学院人文社会科学研究部教授
三隅一人[ミスミカズト]
九州大学大学院比較社会文化研究院社会情報部門教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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昌也
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P6生活とはなにか 「ただ、社会学は、他の社会科学とは異なり、生活を垂直的・水平的に捉えうる視点をもっている。ここで垂直的とは自然環境と社会環境を関連づけるという意味であり、水平的とは社会環境の諸領域を横断的に見渡すという意味である。 p7「対象としての生活 ⑴人びとの生活に大きな問題が生じている場合 例:F.エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』横山源之助『日本の下層社会』(中略) ⑵人びとの生活に大きな変化が生じている場合 例栁田国男『明治大正誌世相篇』今和次郎『考現学入門』(中略) 2022/10/21