「大学における教員養成」の日本的構造―「教育学部」をめぐる布置関係の展開

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762031397
  • NDC分類 373.7
  • Cコード C3037

目次

序章 日本の「大学における教員養成」―何が課題か
第1章 教員養成論の日本的位相―近代の教師像を辿る
第2章 「大学における教員養成」理念の比較史的検討
第3章 日本の「教育学部」と教育学
第4章 日本的「教育学部」の現代史的展開
第5章 「質保証」と「開放制」―その日本的相克
第6章 教員養成の「質保証」と「布置関係」―東アジアの中の日本
第7章 「開放制」と規制緩和―「教育学部」と小学校教員養成の構造変容
終章 日本の「大学における教員養成」―その展望

著者等紹介

岩田康之[イワタヤスユキ]
1963年東京都生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。神戸大学博士(教育学)。杉野女子大学(現・杉野服飾大学)講師、東京学芸大学助教授・准教授等を経て2012年より東京学芸大学教授・学長補佐、2020年より同留学生センター長(併任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぺろりん

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「大学における教員養成」が原則とされながらも、教員養成が大学の教育研究を形作る独立した学問分野であるという認知につながっていないのである。(10頁) (旧制度下で)教員養成という営みを大学教育の中にどう位置付けるかの合意は得られないままの状態が続いた。(50頁) 2005年の抑制策撤廃以後の教員養成政策と教員養成の錯綜を同時代的に描出し、錯綜の原因を「日本的構造」に求めた学術書。2022/11/17

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