目次
1 女性と社会福祉政策(映画評/町と自分の人生のために:女たちの挑戦を描く『フラガール』;書評/イエスタ・エスピン=アンデルセン著・大沢真理監訳『平等と効率の福祉革命:新しい女性の役割』;書評/上野千鶴子『ケアの社会学:当事者側催の福祉社会へ』;映画評/『スタンドアップ』が描く「働く女性の権利」;書評/レナ・ドミネリ著・須藤八千代訳『フェミニスト・ソーシャルワーク:福祉国家・グローバリゼーション・脱専門職主義』;書評/吉川真美子『ドメスティック・バイオレンスとジェンダー:適正手続きと被害者保護』)
2 アメリカの政策/大統領選挙をめぐる動向(映画評/『ドリームガールズ』が意味する「夢」について;映画評/『ミリオンダラー・ベイビー』に見るアメリカの光と影;書評/バーバラ・エーレンライク著・曽田和子訳『捨てられるホワイトカラー:格差社会アメリカで仕事を探すということ』;書 評/堤未果『沈みゆく大国:アメリカ』;映画評/アメリカの「島の貧困」を描いた『ウィンターズ・ボーン』;書評/J.D.ヴァンス著・関根光宏・山田文訳『ヒルビリー・エレジー:アメリカの繁栄から取り残された白人たち』;書評/エリザベス・ウォーレン著・大橋陽訳『この戦いはわたしたちの戦いだ:アメリカの中間層を救う闘争』;映画評/『ビリーブ:未来への大逆転』最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグがたどった軌跡)
3 世界の趨勢と歴史から学ぶ(映画評/『かもめ食堂』に集う、普通の女たちの冒険物語;映画評/『ミレニアム:ドラゴン・タトゥーの女』に見る福祉国家スウェーデンの現実;映画評/『Shall we dance?』の日米比較;映画評/『隠された日記‐母たち、娘たち』女性解放運動がフランスにもたらしたもの;映画評/『オレンジと太陽』が描く、イギリスの児童移民政策を明らかにするソーシャルワーカーの戦い;映画評/『砂の器』ハンセン病をめぐる差別と排除の長い歴史;書評/ミシェル・オバマ著・長尾莉紗・柴田さとみ訳『マイ・ストーリー』)
著者等紹介
杉本貴代栄[スギモトキヨエ]
東京都生まれ。イリノイ大学シカゴ校マルチカルチュラル女性学研究所の研究員、長野県短期大学教養学科助教授を経て、1997年より金城学院大学現代文化学部コミュニティ福祉学科教授。2001年4月から、金城学院大学大学院文学研究科社学専攻併任教授。社会福祉学博士。専門は、社会福祉学、ジェンダー論。2015年3月末日に、同大学を定年退職。2015年4月から、女性の社会的活動を応援するNPO法人「ウイメンズ・ボイス」を設立し、理事長として活動に従事して現在に至っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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