目次
第1部 教師教育のペダゴジーの開発(教えることを教えるとは;教えることを学ぶとは)
第2部 教師教育者の専門性開発(「教えることを教える」ということを理解する;教師教育者になる;セルフスタディ実践;結―日本の教師教育者の専門性開発に向けて)
著者等紹介
ロックラン,ジョン[ロックラン,ジョン] [Loughran,John]
モナシュ大学教育学部学部長(Sir John Monash Distinguished Professor)。10年間高等学校で理科教員を務めた経験から「教師はいかに教えることを学び、その学びを実践に活かし、知識・技術・資質を高めていくか」に関心を寄せる。理科教育に係る政策や実践に対するアプローチの開発、教師の専門性開発、学生の学びの質向上など、多方面から書籍編集やプロジェクト統括に広く携わる。教員養成段階から現職教育段階、教師教育者の学びの段階、政策立案決定など、さまざまな観点から教師教育のありようを検討している
武田信子[タケダノブコ]
武蔵大学人文学部教授。日本教師教育学会理事。臨床心理士。2010年Fred Korthagen氏、Wim Westerman氏、Frank Jansma氏を日本に招聘、2017年John Lougran氏を広島大学RIDLERSと、2018年Anja Swennen氏、Kari Smith氏を広島大学EVRIと協働で招聘。Facebook上のグループページ「教師教育学研究会」「遊ぶ・育つ・学ぶ」等で、子どもの育ちを保障する大人の役割や専門性について発信している。元トロント大学大学院(ソーシャルワーカー養成)、アムステルダム自由大学大学院(教師教育・学校教育)客員教授
小田郁予[オダイクヨ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程。公立高校英語科教諭を経て現在。教師の持続的な専門性開発、特に教師間の協働や高めあう組織の特徴に関心を寄せ、現場の声やそこに流れる時間を尊重した調査研究を行う。一方で国際的な議論や調査研究動向の追跡も行い、日本の教師教育の実践や学問の発展に資する要件を探る
齋藤眞宏[サイトウマサヒロ]
旭川大学経済学部経営経済学科准教授。日本教師教育学会、ヨーロッパ教師教育学会会員。子どもたちひとりひとりの尊重と社会を多様な観点から考察できる教師の育成を目指している。ヨーロッパ教師教育学会では社会的正義と公正、多様性(Social Justice and Equity and Diversity)の研究グループに所属し、教育と教師教育における権力性に着目している
佐々木弘記[ササキヒロノリ]
中国学園大学大学院子ども学研究科教授。公立中学校教諭、教育センター指導主事を経て現職。学校での研究・研修と教育センター、大学での研究との乖離を痛感。教育・学校改善に役立つ研究の追究をライフワークとする。教師の専門性開発を研究課題として博士号(学校教育学)を取得。教師教育、理科教育学等が研究分野(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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