内容説明
「言語活動」の充実が提唱されている中で前面にでてきた「アクティブ・ラーニング」。この二つを、「学び合い」「学習集団」「探究型」の授業として積極的に捉え直し、その具体的な指導方法・指導スキルとそこで身につけさせる国語の力を提示した。学習集団・探究型授業の指導ポイント。つけるべき国語の力の具体。教材研究と授業記録。扱う教材は、「スイミー」「モチモチの木」「ごんぎつね」「走れメロス」「すがたをかえる大豆」「アップとルーズで伝える」「徒然草」「平家物語」「おくのほそ道」など。
目次
1 「言語活動」を生かして豊かな国語力をつける―学び合い、学習集団、アクティブ・ラーニングとしての言語活動
2 国語の「グループ学習」指導のコツ―豊かな「言語活動」のために
3 「言語活動」を生かした小学校・古典の授業―大庭珠枝先生による授業の全記録とその徹底分析
4 提言・国語科における「言語活動」の意味を問い直す
5 国語科の「言語活動」を考えるための読書案内―私が薦めるこの一冊
6 連載・教材研究のポイント(第二回)「スイミー」(レオ=レオニ)の教材研究―ここがポイント
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- 和書
- 二十世紀研究 〈第4号〉