内容説明
指導要領では「言語の教育」としての国語という方向が明確になった。しかし、まだその単元・その授業で子どもに身につける「国語の力」の解明は進んでいない。また、子どもに「付けたい力」「確かな国語の能力」をめぐり国語の授業の現場で混乱が生まれている。それらを受け、本書では以下を追究する。(1)物語・小説、説明文・論説文、古典、新聞の授業で身につけさせる確かな「国語の力」の解明。(2)「単元を貫く言語活動」の徹底検討「学びの共同体」の徹底検討。(3)「国語の力」を身につけさせるためにどのように言語活動を生かすか。
目次
1 授業で子どもに必ず身につけさせたい「国語の力」の解明―よくわかり、楽しく、確かな力がつく国語の授業
2 国語科教育・最新の論争点の徹底検討
3 「言語活動」を生かした小学校・物語の授業―柳田良雄先生による全授業記録とその徹底分析
4 提言・国語科の教科内容の再構築と系統性
5 国語科の教科内容・指導事項を考えるための読書案内―私が薦めるこの一冊
6 連載・教材研究のポイント(第一回)「大造じいさんとガン」の教材研究―ここがポイント
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