目次
序章 本書における基本的問題認識・目的と各章の趣旨(基本的問題認識と本書の目的;「社会政策から社会保障へ」の歴史的必然(第1章) ほか)
第1章 社会政策は「総合的生活福祉保障制度体系」であるのか―相澤與一の所論の検討を中心に(はじめに:労働問題対策「から」考える社会政策論;「労働=社会政策」と「社会政策」 ほか)
第2章 社会福祉はなぜ社会政策を「補充・代替」するのか―孝橋正一の所論を手がかりに(経済学理論からの社会事業・社会福祉の対象課題規定とそれらへの批判;孝橋理論における社会政策・社会事業それぞれの対象課題とそれぞれの「合目的性」 ほか)
第3章 「現代の労働問題」としての「生活問題」と社会福祉―三塚武男の所論の検討を中心に(はじめに:本章の前提と目的;諸研究における「生活問題」規定 ほか)
第4章 「総合的生活問題対策体系」確立のための社会・労働運動の役割(原生的労働関係による労働者の貧困化と救貧施策;社会政策から社会保障へ ほか)
著者等紹介
木村敦[キムラアツシ]
1965年京都市に生まれる。1990年京都府立大学文学部社会福祉学科卒業。1998年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士後期課程満期退学、種智院大学仏教学部講師。2003年同助教授。2007年大阪産業大学経済学部准教授。2010年同教授。専攻、社会保障論、社会福祉政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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