目次
序章 21世紀世界の変動と労働社会学(「百年に一度」の激動のなかの日本;「衣・食・住」から「医・職・住居」へ ほか)
第1章 現代マルクス主義の方法と産業・労働社会学―グローバリズム批判の人間発達と産業・労働(現代マルクス主義とは何か;多元主義的・国民主義的なマルクス主義 ほか)
第2章 近代化論と産業・労働社会学(富永近代化論の基本的特徴;現実と大きく乖離しており、経済構造の把握を欠落させている富永近代化論の問題点 ほか)
第3章 市民社会論と労働社会学(問題提起―「市民社会論ルネサンス」における政治・社会の強調と労働の周辺化;戦後日本の労働運動と労働社会学における「市民社会」 ほか)
第4章 グローバリゼーションと社会労働運動の課題(グローバリゼーションによる衝撃―グローバリゼーションの展開過程;グローバリゼーションの人間と地球へのインパクト ほか)
著者等紹介
浅野慎一[アサノシンイチ]
1956年神戸市生まれ。1988年北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。北海道大学助手をへて現在、神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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