内容説明
本書は、社会福祉の「間接援助技術」について書かれたものである。ただし、書名が端的に示しているように、地域福祉の推進や実践をより意識し、それを内容的にも盛り込むことを意図している。それゆえに、ここでは福祉コミュニティの形成やコミュニティケアの推進といった、地域福祉実践に焦点を絞り、それを展開していくうえで不可欠な方法・技術として、コミュニティワークや調査技術などの社会福祉の間接援助技術をとらえようとしている。
目次
1章 地域福祉実践のための視点
2章 コミュニティワークとは何か
3章 地域組織化活動の内容と過程
4章 コミュニティワークの技術
5章 地域福祉調査とは何か
6章 地域福祉調査の技術
7章 地域福祉調査の過程と実際
8章 地域福祉計画の構成と技術
終章 福祉コミュニティ形成の論理
著者等紹介
稲葉一洋[イナバカズヒロ]
1949年北海道に生まれる。1978年立正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、立正大学社会福祉学部教授
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