内容説明
本巻の内容は、4部構成からなっている。まず、企業を価値創造システムとして理解するための理論的なフレームワークが提供される。さらには企業が保有する価値自体に関するマネジメントの方法が説かれる。最後に社会システムという広い文脈のなかでの価値創造のあり方が議論されている。
目次
価値創造プロセスの全体像
価値創造の源泉
経営資源としての知識
研究開発の戦略と組織
生産システムと競争優位の構造
技術戦略とマーケティング
知的資本の概念と計測方法
コア・テクノロジー構築の戦略
知的資産としての人材マネジメント―ナレッジワーカーの評価・処遇と活用
知的資産と企業価値―ブランドの価値基盤
価値創造の企業間リンケージ
産学連携による価値創造
企業経営と社会的資本
著者等紹介
永田晃也[ナガタアキヤ]
1959年生まれ。現職、北陸先端科学技術大学院大学助教授。1986年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)。専門は技術経済論、科学技術政策
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