目次
第1章 アテネとスパルタの子どもたち
第2章 古代ローマの子どもたち
第3章 中世の子どもたち―少年十字軍
第4章 反ルネサンス―「虚栄の焼却」の子どもたち
第5章 神権政治の少女たち―セーラムの魔女狩り
第6章 絶対主義時代の宮廷教育―ゾフィーとペーター
第7章 産業革命の子どもたち
第8章 ボーイスカウトの成立
第9章 ヒトラー・ユーゲントと反対者たち
補章 紅衛兵旋風
著者等紹介
森良和[モリヨシカズ]
1951年千葉県生。早稲田大学第一文学部西洋史専修卒業、同大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。玉川学園高等部教諭(1983~98)、玉川大学文学部非常勤講師(1991~98)を経て現在、玉川大学通信教育部講師(1998~)
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感想・レビュー
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シルク
8
第7章の「産業革命の子どもたち」目当てで図書館から借りてきた。けど、全編面白くてむさぼり読んだ(°∀°)! 放送大学の毎回の授業をテキストに書き起こしたものという感じ。教科書的なものなのだが、この先生面白いネタようけもってはんなぁ! 少年十字軍を中心テーマに据えた教育学の授業なんて初めて見た。ただ「それ(その教材)を通して、受講者に教育学の何を伝えるの?」という点では、説明が難しい気もする。ともかく読み物としては、わたくしには大変面白かった。特にエカチェリーナの夫のピョートルについての項目が。2025/09/16