内容説明
本書では、多くの教科書のようにテーマごとに研究成果を報告するのではなく、原理に立ち返って考察した。とくに各章の初めは、それぞれのテーマの原理を提示した。この原理の部分だけをあらかじめ読んでおけば、この教科書の「教育の原理」を先取りできよう。何をどのように教えるのかという方法論についても、実践的な処方箋よりもまず、教育内容や教育方法の原理を明らかにした。本書は、1986年の初版から再版を繰り返して活用されてきたが、教育の現場が変貌しているので今回、ここに改訂。
目次
序章 本書の特徴と構成
第1章 「教育」とは何か
第2章 文化と教育のかかわり
第3章 学校式教育と人間教育
第4章 何を教えるか
第5章 いかに教えるか
第6章 職業としての教師
終章 教育の「ふるさと」からの見直し
著者等紹介
白石克己[シライシカツミ]
仏教大学
田中克佳[タナカカツヨシ]
慶応義塾大学
松本憲[マツモトアキラ]
慶応義塾大学
沼野一男[ヌマノイチオ]
元玉川大学
米山光儀[ヨネヤマミツノリ]
慶応義塾大学
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