内容説明
本書では、「ことばとは何か」、「話して伝える」、「読んで伝える」という項目を中心に、日本語の音声表現を考えています。論理を説明した理解部分と、実践的に活用できる演習部分とを取り入れました。
目次
第1章 おしゃべりなことば(ことばは人間による最大の発明;記号としてのことば ほか)
第2章 話して伝える(話しことばによる表現;挨拶とことば遣い ほか)
第3章 ビジネス・コミュニケーション(接遇表現とコミュニケーション;ことばのもたらす心理的な働き ほか)
第4章 読んで伝える(朗読とは何か;読みの基本 ほか)
第5章 朗読を楽しむ(文芸作品を読む;読みの感覚 ほか)
著者等紹介
加瀬次男[カセツギオ]
1959年3月早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1959年4月NHK編成局アナウンサーとなる。NHKアナウンサーとして「浅間山荘事件」や「全日空機墜落事故」などの中継。大河ドラマ『風と雲と虹と』の語り。ラジオニュースのキャスター。テレビ「きょうの健康」の司会。「ラジオ文芸館」の企画・制作などを担当。日本音声学会会員。現在、フェリス女学院大学、東京家政学院大学、足利工業大学、産能短期大学、足利短期大学で「日本語・音声表現」「日本語音声学」の講座を担当。NHK文化センター、朝日カルチャーセンターで「朗読の楽しみ」「実践音声表現演習」を担当。著書に『アナウンサーたちの70年』『もうひとつの放送史』『ロシア語版日本語講座』などがある
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