内容説明
現代の子どもたちを取り巻く社会・文化の状況、おとなは子どもとどう向き合っていけば良いのか、そして次の世代にどんな社会を手渡していくのか。一人ひとりが自分たちの問題として考えていくために、子どもの問題に対して、さまざまな立場から多角的に意見を出し合った。
目次
子どもたちのこころの風景がみえますか
第1部 現代の子どもたちのこころのゆくえ―カウンセリングの現場より(子どもの孤独とこころ―居場所がみつけられない子どもたち;現代の親そして子どもの傾向―「液体化」時代と創造力;子どもたちとどう向き合っていくのか)
第2部 楽しさを知らない子どもたち―子どもたちの充実(二つの楽しさ―「快楽」と「自己成長」;フロー理論における楽しさと自己成長;人生を楽しむ子どもたちをどう育てるか)
第3部 子どもたちは本当に変わってしまったのか(ナイフを手にした子どもたち;ドラえもんの子どもたち;子どもたちは本当に変わってしまったのか;子どもたちの「自分」と文化―子どもというプリズム)
母親の本音・父親の本音