内容説明
学校文化を変えられるのは、トップダウンの「教育改革」ではなく、ボトムアップの「実践改善」なのです。矢継ぎ早に「流星群」のように降り続く「教育改革」に負けない学校になるためには、どうしたらいいのか。文部科学省と広島県教育委員会で20年、教育改革をし続けた著者が問う、学校をもっともっと、「自由な場」にするための書。
目次
1 20年間、教育改革をし続けて(テレビの企画で、イジメを受けている中高生と対談して;DV(家庭内暴力)を振るう小学校教師の父親を持って
養護学校から小学校に戻って感じた息苦しさと違和感 ほか)
2 教育改革「流星群」に負けない学校になるために(トップダウンの「教育改革」からボトムアップの「実践改善」へ;教育改革「流星群」に負けないために;「僕の/私の教育改革」を描くための15のワーク ほか)
3 学校を、もっともっと「自由な場」にするために(「壊す」→「創る」→「遺す」;変えるべきは、学校のインフラストラクチャー=「学校文化」;改善を阻む、「四つのリソースの欠如」 ほか)
巻末対談 岩瀬直樹×寺田拓真―学校が子どもも教師も成長できる場になるために
著者等紹介
寺田拓真[テラダタクマ]
広島県総務局付課長。1981年神奈川県秦野市生まれ。ミシガン大学教育大学院修士課程修了(2022年、学習科学・教育テクノロジー専攻)、早稲田大学法学部卒(2004年)。2004年に文部科学省に入省し、教育改革の司令塔、教育投資の充実、東京オリンピック招致などを担当。2014年より、広島県教育委員会に籍を移し、学びの変革推進課長として、教育改革の企画立案と実行、県立広島叡智学園中・高等学校の創設、ふるさと納税を活用した寄附金制度の創設、高校入試制度改革、高校生の海外留学促進などを担当。2021年には、立命館アジア太平洋大学(APU)の特別研究員も務める。3児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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