内容説明
どの学校にでも通じる普遍的な唯一解はありません。その学校ごとの「最適解」を管理職やリーダーがエージェンシーを発揮しながら導き出そうとする、いわば「学習者主体」で自らの行動変容のための「応用力」を身につけてほしいと考えています。
目次
第1章 令和時代の学校マネジメントとは何か
第2章 学校管理職のマネジメント能力を開発する―「令和の日本型学校教育」とそのマネジメントが求められる背景
第3章 能力開発プログラムの全体像―学校管理職に求められる6つのマネジメント・プロセス
第4章 マネジメント・プロセス1「情報収集」
第5章 マネジメント・プロセス2「分析」
第6章 マネジメント・プロセス3「構想」
第7章 マネジメント・プロセス4「企画」
第8章 マネジメント・プロセス5「実行」
第9章 マネジメント・プロセス6「判断」
第10章 ディスカッション
著者等紹介
日渡円[ヒワタシマドカ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科教育政策リーダーコース特任教授、学長特別補佐。1957年生まれ。宮崎県教育委員会、宮崎県五ヶ瀬町教育長を経て、2011年から兵庫教育大学大学院教授。教育長養成を行う教育政策リーダーコースの開設を提案・主導し、2012年から同コース開設準備室長、2015年に同コース長に就任。滋賀県大津市教育長(2019‐20年)、大阪府堺市教育長(2021‐22年)などを歴任し、2023年から現職
葛西耕介[カサイコウスケ]
愛知県立大学教育福祉学部准教授。1981年北海道札幌市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。兵庫教育大学先導研究推進機構助教等を経て現職。専門は、学校管理職の職能開発、学校運営への父母参加の思想と制度の国際比較(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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