内容説明
貧困のもとで日々の学習と生活に困難を抱える子ども・若者を、いかに支えていくのか。彼らを支える関係づくりに注目し、学習支援事業、高校内居場所カフェ、ユースセンター等での取組を紹介し、その可能性を提示する。
目次
第1章 都市部の貧困対策としての学習支援―札幌市「札幌まなびのサポート事業(まなべぇ)」の10年から
第2章 町村での子どもの学習・生活支援事業
第3章 公設学習支援の市場化は何をもたらすか
第4章 学習支援事業の「可能性」―さいたまユースサポートネットが生み出したもの
第5章 コロナ禍における学習支援事業の意義とリスクマネジメントに向けた課題
第6章 生活困窮世帯の子どもの学習支援を機能させるもの―神奈川県版子どもの健全育成プログラム・子ども支援員からの示唆
第7章 高校内居場所カフェの支援機能
第8章 会話・関係づくり実践としての高校内居場所カフェ―札幌大通高校ドーリ・プレイスの事例とユースワーク理論から
第9章 ユースセンターの居場所づくり―札幌Youth+の実践から
第10章 ユースワークがひらく教育的価値―欧州における実践を中心に
終章 学習支援・居場所カフェ・ユースセンター実践をどう捉えるか?
著者等紹介
横井敏郎[ヨコイトシロウ]
北海道大学大学院教育学研究院教授。1962年、大阪府生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1992年、北海道大学教育学部助手、助教授、准教授を経て2012年より現職。専門分野は教育行政学、若者支援政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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