目次
第1章 これからの日本社会と生徒指導(教育・生徒指導をめぐる昨今と近未来とを考える―新・教育課程の動向と生徒指導論;生徒指導の最終目標としての「社会的なリテラシー」の涵養に向けて)
第2章 新学習指導要領と生徒指導(新学習指導要領における生徒指導の位置づけ;伝統的な学校組織文化の再考と新たな生徒指導;授業における学習指導と融合した生徒指導の展開;「特別の教科道徳」と「生徒指導」;新しい学びと学級経営における生徒指導の役割)
第3章 生徒指導は今日的な課題にどう取り組むか(自己肯定感と生徒指導;生徒指導におけるインクルーシブ教育の視点;新しい時代における持続可能な生徒指導体制の構築;「同僚性」と「協働性」に基づく生徒指導の活性化と教職員のメンタルヘルス)
著者等紹介
森田洋司[モリタヨウジ]
鳴門教育大学特任教授、大阪市立大学名誉教授、大阪樟蔭女子大学名誉教授・元学長。博士(文学)。日本犯罪社会学会会長、日本社会病理学会会長、日本被害者学会理事長等、学会の要職を歴任。現在、日本生徒指導学会会長。文部科学省第8期中央教育審議会初等中等教育分科会委員。同省「いじめ防止対策協議会」座長。同省「不登校に関する調査研究協力者会議」座長
山下一夫[ヤマシタカズオ]
鳴門教育大学学長。博士(学術)、臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科教育方法学専攻博士課程単位取得後退学。1986年に京都大学教育学部助手、1988年に鳴門教育大学学校教育学部講師。同助教授、教授、理事・副学長を経て2016年より現職
徳久治彦[トクヒサハルヒコ]
元文部科学省大臣官房総括審議官。1981年文部省入省。中学校教育課で生徒指導担当。その後、各部局を経て、2000年に中学校課長、児童生徒課で生徒指導担当。2009年に大臣官房審議官(初等中等教育局担当)。2015年に大臣官房総括審議官。「日本生徒指導学会」の創設に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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