内容説明
先生たちが身につけてきた知識、経験やものの捉え方を、日々の教室でより効果的に発揮するためのヒント。第1部では、毎日の授業や、学校生活で発揮したい表現力、伝達力を、具体的な方法論として述べ、第2部では、いま日本語がどう変化し、コミュニケーションの形がどう変わり、それが子どもたちの言動にどう影響しているのかを「最新ことば事情」として20項目にわたって整理した。
目次
第1部 教師の「ことばの伝達力」を磨く(話材さがしのヒント―時間の物差し・空間の物差し;「音のことば」で伝える―届く声、明瞭な発音、明快な話し方;情報の整理と組み立て―持ち時間を有効に活かす“設計図”を;観察力と描写力―“目に浮かぶ”ように具体的に話すには ほか)
第2部 知っておきたい“最新ことば事情”(平らになるアクセント;品のないことばがなぜはやる;言葉があいまい?態度があいまい?;キラキラぴかぴかオノマトペ ほか)
著者等紹介
加藤昌男[カトウマサオ]
NHK放送研修センター日本語センター専門委員。元NHKアナウンサー。1966年早稲田大学卒。NHK東京アナウンス室、札幌、福岡、名古屋放送局などで、ニュース、報道番組、教育問題、ことば番組などを担当。1999年からNHK放送研修センター日本語センターで「先生のためのことばセミナー」などを担当。日本国語教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。