内容説明
子どもの本質をとらえ、子どもらしさの追求と社会的自立とをどうめざしたらいいのか、多くの事例をもとに話し合いを続けてきた。子どもの自由を引き出し、自然や仲間の中で遊べる環境づくりが必要であり、それが、社会的自立につながっていくのではないか。自己有用感を育むことを中心に話し合ったことをまとめた。
目次
第1部 子ども理解&指導の現場―学校の主役は一人一人の子どもたち(「自己有用感」って何?;社会性の基礎となる「自己有用感」;「全国学力・学習状況調査」の結果より;言われてうれしいことば ほか)
第2部 対談「毎日の子ども理解&指導の心得」(はじめに、「自己有用感」について一言;人を認められる子どもにどう育てていったらいいのか;子どもが子どもを認め合う;子どもたちはすごくいろいろなものを背負っている ほか)
著者等紹介
藤平敦[フジヒラアツシ]
文部科学省国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター総括研究官
二宮龍也[ニノミヤタツヤ]
神奈川児童文化振興会会長、元小学校統括教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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