目次
1 新学習指導要領が目指す「社会に開かれた教育課程」の重要性
2 アクティブ・ラーニングとカリキュラム・マネジメントの効果的導入
3 学校の教育課程とカリキュラム・マネジメント
4 カリキュラム・マネジメントを中軸にした学力向上
5 校内研究体制の充実による学校づくりとカリキュラム・マネジメント
6 カリキュラム・マネジメントに必要な組織的要因と学力向上
7 学校管理職の役割とカリキュラム・マネジメントの推進
8 カリキュラム・マネジメントの促進と今後の展望
付録 新学習指導要領時代を読み解くキーワード集
著者等紹介
山〓保寿[ヤマザキヤストシ]
静岡大学学術院教育学領域教授。静岡大学理学部卒業、筑波大学大学院教育研究科修了。静岡県教員、指導主事等を経て信州大学教育学部教授。2007年より静岡大学教育学部教授。2009~2011年、静岡大学附属浜松小学校長を併任。2015~2016年、教育実践高度化専攻(教職大学院)専攻長。博士(学術)。専門分野は、学校経営、教育課程、キャリア教育、校内研修、指導主事力など。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぺろりん
1
2015年3月と7月にパリで行われた日本・OECD政策対話→初等中等教育へのアクティブラーニング導入の諮問 という流れを確認。カリキュラムマネジメントとアクティブラーニングの連動の条件(①研究会ないしは校内研修、②必然性、③意欲を高める、④特別活動や総合との横断)。2019/05/14
鵜殿篤
0
実際にカリキュラムをデザインしたりマネジメントしたりするときに役立つ本というより、タイトルどおり、その前提となる「教育環境の構築」に関わる本で、具体的な中身は「学校経営」だ。著者が実際に関わった学校の事例が具体的な根拠となっていて、そのあたりは説得力がある。今時改訂を「校内研修体制」の充実によって乗り切ろうという姿勢は、従来の日本の学校の良さを土台にして分かりやすいものではあるが、「コミュニティ・スクール」とか「チーム学校」という観点から見た時には多少の物足りなさはなくはない。2019/01/26
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