内容説明
小学生からのスマホデビューは今や当たり前。家庭・学校で何ができるか、子どもの成長やコミュニケーション力向上の視点から考えてみましょう。小学校保健室で見聞きした事例を元に、養護教諭たちでまとめた1冊です。
目次
第1章 小学校で子どもはどのように育つのでしょうか
第2章 子どもとのかかわりについて見つめ直しましょう
第3章 「スマホ・デビュー」を観察すると
第4章 スマホとコミュニティサイトの仕組みとは
第5章 ネットいじめをなくそう
第6章 日ごろからスマホ依存を予防しましょう
第7章 スマホ使用について保健室からのアドバイス
第8章 家庭でスマホ・ルールをつくりましょう
著者等紹介
今津孝次郎[イマズコウジロウ]
名古屋大学名誉教授。1946年、徳島県生まれ。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。博士(教育学、名古屋大学)、教育社会学専攻。三重大学助教授、名古屋大学助教授・教授、名古屋大学教育学部附属中・高等学校長を歴任。愛知東邦大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
家主
3
Aとてもわかりやすい。説得力がある。すぐ役に立つ。 スマホの問題だから、危険性を周知することやルール作りをすることはもちろん大事なんだけど、それだけでなく、その元には会話不足などの心の不満が潜んでいるということについて述べられていた。 スマホでは、ノンバーバルコミュニケーションの部分が伝わらないので、誤解が生じやすい。うざい、やばいなど3文字で会話する子どもたちの文章力と読解力では、トラブルなしにコミュニケーションを取り合うのは難しい。 子どもに関わる人全員に読んでほしいと思えるほどおすすめ。2018/01/22
コウママ
2
はじめの章はコミュニケーション力とか子供の育ちの話。3章目からよく言われている 危険性、スマホいじめや依存などが書いてあった。私もスマホ依存気味かも知れない。2019/04/02
だけど松本
2
目新しいことは何もないし、何もここまでスマホを目の敵にしなくても、って気も。昔は子供にTVはよくないみたいなこと言われてたのに今では親子で一緒に見るならいいという。けっきょく時代の中で一番新しいものを悪者にしてるだけなんじゃないか、って気が。2018/04/24
がらす
1
小学校の養護教諭たちが見たさまざまな事例を分析しながら、子どもとスマホの関わり方を見直す本。至極まっとうなアドバイスが中心でしたが、保護者の方に知ってほしいことがシンプルにまとまったよい本でした。ルールを決めてしっかり見守ることが一番大切だなと思います。2020/07/02
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