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内容説明
働きたい人を本気で社会につなぐ!!就職率75%、定着率91%という驚異的な数字を叩き出している、ftlビジネス・スクール。業界関係者からは、しばしば「革新的」と評される。しかし、著者の高原さんは「極めてオーソドックスに、就労自立を想定した評価をし、ボトルネックを確認、対象者に合わせた支援に置き換えて実行しているだけ」と言う。本書は、そんな実践者としての行動の起点と目のつけどころを伝える。
目次
第1章 どこへたどり着きたいのか(非科学的就労支援;「自前」―触れられなくなったこと ほか)
第2章 『普通』議論(古典的普通;浅~い『普通』 ほか)
第3章 『支援の筋』―ボトルネックの発見(支援する側の任務;学生と社会人の間にある最大の違いに注目した訓練を ほか)
第4章 青年期に向けて(キャリア教育;青年期の心構え 支える側へ ほか)
第5章 環境と支援の留意点(環境設定;就労自立に向けて 指導支援の勘どころ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hidekazu Asai
1
僕は就労移行支援へ通っています。 著者が本書で述べていることは私もわかります。 発達障害者がいかに就労するか、ソーシャルスキルだの報連相だのビジネスマナーだとかいった表面的スキルだけではない重要なキモを教える大事な本です。 著者の教え方は、現場のたたき上げ的な発想ですね。 机上の空論ではなく、障害者にとっくみあった体験的知の結晶が本書につめられています。2018/11/02
りぼんちゃん
1
発達障がいのある方への支援は支援する側の任務に大きな役割があります。自立に向けて何をどう支援すれば良いか、指南書となります。2018/07/10