内容説明
著者一二人の「強み」と「目標と学習と評価の一体化」の『学び合い』を掛け合わせた実践を紹介。アクティブ・ラーニングのもとになる「目標と学習と評価の一体化」実践事例集!
目次
第1章 『学び合い』と目標(『学び合い』文化の醸成と目標の変化;アウトプット型の述語を使った目標;子どもの姿を見取り、全員達成を目指す;社会で幸せに生きる練習を「学校・教室」で―クラス目標の設定とそれに基づく毎日の指導)
第2章 『学び合い』と学習(さまざまな学習形態で二年間実践した『学び合い』;子ども同士で高め合うワンポイント「ネームプレート」活用方法;教師の可視化と「今日のピカリ」;「はがき用紙」を思考ツールとして活用した授業)
第3章 『学び合い』と評価(ワークシートを活用した『学び合い』の評価;教師が“先生”になるとき;初任者でも『学び合い』にチャレンジ;国語の実践紹介『ちいちゃんのかげおくり』)
著者等紹介
水落芳明[ミズオチヨシアキ]
1964年群馬県生まれ。上越教育大学教職大学院教授。博士(学校教育学)。中学校6年、小学校14年の教師生活を経て現職
阿部隆幸[アベタカユキ]
1965年福島県生まれ。福島県本宮市立岩根小学校教諭。NPO法人「授業づくりネットワーク」副理事長。「東北青年塾」前代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gongon
2
学習の時だけ一つの目標に向かうのではなく、生活部分とリンクさせる。やはり、自分の考え方の根本に『』は当てはまる。2016/10/18
mi78621
1
目標と学習と評価の一体化を目指す『学び合い』の考え方に改めて賛同する。授業のめあてを、子どもたちの具体的な目指す姿となるように、すぐに改善したい。この本にあるいくつかの実践を参考にしつつ、学級の実態に応じて『学び合い』を取り入れていきたい。2017/01/31
ぴーたん
1
前作は、一学期を乗り切るためのバイブルでした。今回は小学校の先生を中心に実践事例を集めたものが中心です。うまくいったり、行かなかったり。『学び合い』は考え方なので実践は人それぞれ。個人的には課題作りに困難を感じており、オープンエンドになりがちな科目なのでうまくそこを乗り越えていくためにはどうしたらよいか。また、今はかなり構成的に机をくっつけているのでもっと自由に学ぶ相手を選んだり、一人で学んでもOKにしたいけど…。新学期を前にもう一度読み直したいです。2015/08/01
しらい
1
「目標と学習と評価の一体化」というイメージが、多くの実践者によって具体的となる。そして、その多様性も。正解はない。どれだけ真剣に向き合えるかどうか。2015/07/29
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