内容説明
子どもの命を預かるあなたへ、44人の10代が綴った被災体験。
目次
第1章 岩手県からの声―7万本の松が流された高田松原に1本だけ残った松が復興の象徴に(見渡せば、がれきの海だ;初めて命に終わりが来ることを知りました ほか)
第2章 宮城県からの声―津波が運んだヘドロのにおいが授業中の教室に入ってきた夏…(中学校のまわりは湖に;クラスの子が津波で亡くなった。自分を責め続けた ほか)
第3章 福島県からの声―なぜ東京の人のための原発で福島の人が苦しまなければいけないの(原発事故で自分の家に入れない;家で好きなことを自由にやってる人がうらやましい ほか)
第4章 茨城県からの声―報道から外されがちな関東にも被災者はたくさんいたんだよ…(わたしが生まれてから一番こわいと思ったこと;神様からの命の課題 ほか)
著者等紹介
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今一生。フリーライター、編集者。1965年生。早稲田大学第一文学部除籍。近年は、社会企業に注目し、様々な活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あんこ
2
子どもたちのなんの手も入れていない文章が震災の現実を目の前に突き付けてきます。写真で見るよりも辛いかもしれない、子供たちの口から出る大人でも想像を絶する体験。この未曾有の大震災をたくましく生きる子供たちが私たちに生きる強さを与えてくれるような一冊です。2012/07/28
ai
0
今一生さん監修。 あの時、子供も大人も関係なかった衝撃の事実が…
emi
0
test2012/03/31
たーぼー
0
子どもたちの前向きな姿勢に胸を打たれました。自分に出来ることを考えていきたい。2023/12/04