内容説明
現職の先生方と教職を目指す学生の方々を対象にした、道徳教育を根底に据えた教育書。道徳教育が中心だが、教育活動において道徳教育と同じような性格を持ち、やはり全ての学習活動の基本となる学級経営についても重視して取り上げている。15章から構成。
目次
道徳授業論・学級経営論―3分で1時間分の道徳授業!?
生徒指導の理論と実際・学級経営論=学級づくりの勘所―教室の備品が壊れていたら、どうするか
道徳授業論・道徳授業の課題―理想に合わせるのか、現実に合わせるのか
カリキュラム論―学級目標って必要なのか!?
教科指導論―教師は教えていいのか、いけないのか
道徳教育論・規範意識―法律と道徳律では、どちらが上か
児童・生徒指導論―どうしたら、学級経営と道徳教育を関連させて、子どもの苦手意識を克服させて自信のある態度を養うことができるか
指導・生徒指導論―くつがない!?いじめにどのように対処するか
道徳授業論―子どもをその気にさせる道徳授業
道徳学習論―道徳性をより高める単元的道徳学習
学習指導法―話し合いを盛り上げる指導法とその理論背景
情報モラル教育―情報モラルって何?どのようなことを如何にして伝えたらよいか
学力問題―道徳の時間で意欲を高め、学力の低下に歯止めをかけよう
道徳の時間のオリエンテーション―道徳の時間のオリエンテーションはどうあるべきか
資料開発のポイント―子どもの実態にあった魅力的な資料を選択し、開発しよう
著者等紹介
加藤宣行[カトウノブユキ]
1960年、東京都生まれ。東京学芸大学卒業。ジャパンアクションクラブ、YMCAスポーツインストラクター、神奈川県津久井地区公立小学校教諭を経て、現在、筑波大学附属小学校(道徳部)教諭、淑徳大学講師。日本道徳基礎教育学会事務局長。光文書院「豊かな心」編集委員
毛内嘉威[モウナイヨシタケ]
1964年、青森県生まれ。玉川大学農学部農芸化学科卒業、鳴門教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了、弘前大学地域社会研究科博士課程単位取得。青森県内の公立小学校教諭を経て、現在、弘前大学教育学部附属小学校主幹、弘前大学教育学部非常勤講師。小学校学習指導要領道徳編改善協力者。道徳副読本「みんなのどうとく」(学研)編集委員。日本道徳教育学会、日本道徳基礎教育学会、日本教育心理学会、日本教育方法学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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