内容説明
鑑賞の授業は、表現活動(歌唱や器楽、創作)よりも一歩も二歩も後ずさりしてしまう領域ではないでしょうか。教科書に掲載されている曲でも学期の終わりにまとめて聴いたり、一度聴いて聴かせっぱなしで終わってしまったりすることが意外と多いようです。本書では、鑑賞授業を表現活動と同じように子どもたちが生き生きとした表情で取り組むことができる様々なアイディアと実践例を紹介します。
目次
1 低学年の鑑賞指導のポイントと活動例(身体反応・身体表現を取り入れた活動)
2 中学年の鑑賞指導のポイントと活動例(楽器の音色を聴き取る活動;表現活動との関連を図った活動(中高学年))
3 高学年の鑑賞指導のポイントと活動例(映像(DVD)を活用した活動)
著者等紹介
粟飯原喜男[アイハラヨシオ]
1949年、埼玉県川越市生まれ。東邦音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。NHK全国学校音楽コンクール埼玉県大会で10年連続入賞の活動の他、器楽合奏編曲、鑑賞教育講師等を努める。現在、川越市立芳野小学校教諭。(財)音楽鑑賞教育振興会指導法研究委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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