出版社内容情報
時として生徒は先生が答えに詰まってしまうようなことを言う。そんなときどう対応したらよいのか。本書は、ユーモアがある、生徒にこびない様々な言葉を、授業や学活など場面や状況に合わせて紹介します。
目次
1 こんな時どう言い返す(学習(勉強)に関わって
規律・マナーに関わって)
2 キーワードで語る生徒指導(吾、学級開きで宣言す;学級を耕す;ためいきをホッとつかせる;自分を思い知るとき ほか)
著者等紹介
池田修[イケダオサム]
1962年、東京都生まれ。現在、杉並区立和田中学校国語科教諭、全国教室ディベート連盟常任理事、東京都教育委員会認定講師。国家公務員上級初任者研修ディベート講座なども担当する。「国語科を実技教科にしたい 学級を楽しく経営したい」をキーワードにして、実践と研究を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U-Tchallenge
0
再読。子どもたちが学校へ来る前にもう一度読んでおこう、と思い読んでみた。繰り返しになるが、自分ならどんな言葉をかけるかということを考える。そうだよな、と思ったのは叱る時に気をつけたいこと。教師は子どもたちの言動にいきなり叱らない。それなりに様子を見て勝手に我慢している。そして、もう我慢ならんという時に叱る。でも、子どもたちの意識としては「今までOKだったのに何で?」となる。我慢していたのは教師の勝手なのに。そして、教師と子どもたちの感覚に解離が生まれる。こうならないよう心がけないといけないな、と思った。2020/05/21
U-Tchallenge
0
子どもたちと対峙していると、とっさに言葉を出さないといけないことが多くある。子どもたちは、なかなか口がたつので気が抜けない。なおかつ、その時の状況を考えながら言葉を選ばないといけない。かなり難しいことである。そんなことに向き合い実践を重ねられたものを読むことができる。でも、これは著者である池田先生だったらこのように言葉をかける、というものである。池田先生だからこそ機能している言葉だということは忘れてはいけない。自分だったら、子どもたちにどんな言葉をどのようにかけるのかを考えるきっかけとなった。2020/04/27
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