出版社内容情報
どの学校でも起こりえるケースによる裁判事例をもとに、学校や教師の日常的な教育活動が教育法的にどうとらえられ、どう裁かれるか、を具体的かつ平易に記述した学校裁判案内。
目次
第1章 生徒指導での戸惑い(“おなら”の指導;「茶髪」を禁止する理由;ヘルメット着用の強制;所持品検査への戸惑い)
第2章 無視された教育的配慮(タバコに対する「厳しい」指導;生徒心得の「強制力」;教育的配慮を欠いた「事情聴取」;退学に追い込んだ「事情聴取」)
第3章 事故での自己責任(「椅子の引きっこ」事件;同級生暴行事件;椅子投げ事件;六甲山集中登山事件)
第4章 教師の宿題(男子も「さん」で…「君」は廃止;「落書コーナー」事件;奈良・道徳教育講習会阻止事件;忠魂碑が語りかけること)
著者等紹介
柿沼昌芳[カキヌママサヨシ]
1936年生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業。東京都立高校教諭を1990年に退職。その後、明治大学大学院政治経済研究科博士課程前期修了。日本教育法学会理事、全国高等学校教育法研究会常任委員、明治大学・中央大学などの非常勤講師
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