内容説明
本書では、子どもが自力で詩を作る基本となる心や方法を、感動の共通体験や5つの基本技能の指導を通して述べる。さらにそれをベースに、自然・事物・人間を対象にした詩の創作活動を多様に組織することによって、対象や自らの心を発見し、見方や考え方、感じ方や表し方をより豊かに深めさせる活動を紹介する。
目次
第1章 詩の創作のベーシック(子どもにとっての詩とは;詩をつくる心をはぐくむ;詩の学習室(5つの詩の技法を学ぶ))
第2章 詩の創作活動(春の歌をつくろう;自然の中で生きてるわたし;「擬人法」で対象をとらえる;風と川の心を書こう;擬人法を使った詩を書こう;対比で詩を書く;物の方から見る;いのちの力を見つめる)
著者等紹介
工藤浩司[クドウヒロシ]
1943年、青森県西津軽郡稲垣村に生まれる。1965年、弘前大学教育学部小学科卒業後、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町立西海小学校をふりだしに、現在、弘前市立朝陽小学校校長。津軽地区国語科研究会前会長。詩誌「亜土」同人
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