進化する高校 深化する学び―総合的な知をはぐくむ松高の実践

進化する高校 深化する学び―総合的な知をはぐくむ松高の実践

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761907198
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C3037

内容説明

本書は、大阪府立松原高等学校という世にも不思議な高校で出会った人々が心を込めて世に送るメッセージの書です。第一部は、「松高」の歴史的成り立ちを掘り起こしながら、松高の現在を支える根っこを探っていきます。さらに、いま重要になりつつある視点を盛り込みながら、それが具体的な取り組みの中で、そして、一人ひとりの教師の中でどのように熟成されていったかが丁寧に語られます。第二部は、“ホリスティックな知”をリアルに感じ取っていただける実践をまとめていただきました。ホームルーム合宿やクラス開き、スタディツアーなどの松高ならではの取り組みだけでなく、授業の中で教科の固定観念をどのように超えたらよいか、いくつかのヒントがちりばめられています。第三部は、「学校が地域社会やNGOとどのようにつながっているのか」、「松高は地域とつながることで、どのように地域づくりに貢献しているのか」、「就職や進学をめぐる松高らしさとは何か」、「学校づくりを支えるつながりは校内においてはどのように実現しているのか」といった問いに各章は具体的に答えてくれます。

目次

いまなぜ松高なのか―つながりの回復のために
第1部 学校づくりの根っこをじっくり育てる(「松高」の歩み―地域に触発され、地域を触発して;自分らしさを大切にする人権学習;ノーマライゼーションと福祉教育 ほか)
第2部 学びの境界をしなやかに超える(クラス開きとホームルーム合宿―関係づくりの様式;総合的学習の試み―進化する「産業社会と人間」;教科をデザインする ほか)
第3部 豊かな関係を柔らかく紡いでいく(マザーアースエデュケーション―先住民の知恵に学ぶ;生徒の夢に思いを託して―松高進路保障部のめざすもの;バオバブの木の下で―松高と地域のつながり方 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2h35min

1
10年以上前の本です。朝の短い通勤電車で少しずつ読んでいました。松原高校の先生と生徒が、共につくりあげる教育の実践に感動しアツいものが込み上げてくるときもありました。さて、今の大阪の教育にこういった感動があるか。いやいや、これからつくっていかなくては。現場発で。2017/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1700275
  • ご注意事項

最近チェックした商品