内容説明
GAFAM対BATHの時代?「IT革命」の進行で、SNS、通信販売、ニュース配信、電子マネーやギグワークなど、私たちのライフスタイルは大きな変貌を遂げた。そして、GAFAMに代表される国際IT企業は、進出国の税制や労働法制をかいくぐりながら巨額の利益を上げている。本書は、国際IT企業の行動を分析し、国民本位の規制のあり方を提起する。
目次
GAFAM支配と民主的規制
第1部 AI革命とプラットフォームによる市場支配(AIの歴史的意義と資本主義的充用;「市場の両面性」とデジタルプラットフォーム)
第2部 GAFAMの高収益体制と民主的規制(巨大デジタルプラットフォームの実態と規制の必要性;米中デジタル覇権競争と中国IT企業規制)
第3部 巨大IT企業における労働・雇用問題(『ギグエコノミー』と労働・雇用問題;経済の二重構造としてのプラットフォームビジネス)
第4部 反アマゾン運動の展開とGAFAM規制のゆくえ(アマゾンにみるネット通販の成長と民主的規制;アマゾンのネット通販事業の競争優位と問題点)
デジタルIT企業と国際課税ルール
著者等紹介
夏目啓二[ナツメケイジ]
1948年生まれ。博士(経営学)。龍谷大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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