内容説明
生き方を模索し、悩み、苦しんでいる読者に、その悩み、苦しみの根源から眼をそらさず、科学的なものの見方・考え方を身につけ、それを糧にして精一杯、未来を切り拓いていってほしい。「哲学とはなにか」をともに考えながら、矛盾に満ちた混迷する世紀末にあって、一見、無秩序に動いているかのように見える、この社会を貫いている一筋の法則を再発見する旅。
目次
第1話 なぜ哲学を学ぶのか
第2話 オカルトVSサイエンス
第3話 日常生活の観念論と唯物論
第4話 真理について考える
第5話 孤独と連帯
第6話 社会と歴史の弁証法
第7話 社会の発展と私たちの生き方―個性はなにによって輝くか