内容説明
災害救援や「ミサイル防衛」でマスコミに露出する自衛隊。「専守防衛」のはずが、イラクへ、ソマリアへ、そして―。国民には見えにくい自衛隊の内実を、米軍への従属、海外派兵型戦力への変貌を軸に解説。憲法9条と「平和的生存権」を守る立場から自衛隊の本質と問題点を明らかにする。
目次
第1章 自衛隊の本質・特徴とその矛盾―対米従属、海外進攻、国民敵視、憲法違反(自衛隊の本質は「軍隊」;自衛隊の四つの特徴 ほか)
第2章 「専守防衛」のための自衛隊が、日米軍事一体化で大変貌―実戦にむけ、部隊編成の大改編に着手した海上自衛隊、それに続く陸上自衛隊、航空自衛隊の改編(「自衛隊」問題を考える前に、知っておきたい基本的な用語の解説;日米軍事一体化をすすめている自衛隊、その背景にあるものは ほか)
第3章 市民生活に忍び寄る自衛隊―子どもたちと女性をターゲットにした隊員募集、そして映画やマンガを利用した大規模な宣伝攻勢(自衛隊基地を使った総合学習(職場体験学習)の増加と隊員募集
攻勢的な自衛隊の広報活動 ほか)
終章 憲法を根拠に自衛隊問題とどう向き合うか―名古屋高裁判決を学び活用する(名古屋高裁判決の画期的意義;違憲判決はどのようにしてかちとられたか ほか)
レポート 韓国軍と韓国から見た自衛隊
著者等紹介
内藤功[ナイトウイサオ]
弁護士・日本平和委員会代表理事・自由法曹団常任幹事
紙谷敏弘[カミヤトシヒロ]
日本平和委員会常任理事・千葉県平和委員会事務局長
上原久志[ウエハラヒサシ]
日本平和委員会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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