内容説明
自民党改憲案を徹底解明。“民衆”の側の弁護士として47年「日本国憲法」をかかげてたたかってきた著者がともに生きてきた憲法の“価値”を語り“禍の大国”をつくる改憲の罠を告発!“せめぎ合い”の渦中に世界に広がる光をみる。
目次
1 渦巻く改憲策動―その到達点と国民世論(自民党「新憲法草案」の発表―二重に危険な正体;民主、公明両党のすり寄り加速―国民投票法案の上程を狙う ほか)
2 自民党「新憲法草案」の徹底解明―“改憲国家”は“禍の大国”(改憲「前文」による憲法原理の転換;「公益及び公の秩序」による人権規制―国家が国民を縛る一二条、一三条の転換 ほか)
3 憲法とは何か―私たちの“宝”、輝く憲法(“闇”が鮮明にした“光”―「この貴いもの」;「戦争をする国」の明治憲法―その暗黒の正体 ほか)
4 “光”をどこにみるか―未来は私たちで決めたい(「平和構築」の新しい波―ラテンアメリカとアジアの激変;イラク戦争の衝撃―平和の流れの飛躍 ほか)
著者等紹介
坂本修[サカモトオサム]
1932年秋田県能代市生まれ。1957年中央大学法学部卒業。1959年弁護士に。現在、東京法律事務所所属。2003年10月より自由法曹団団長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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