内容説明
本書は、地球の誕生にまでさかのぼって「なぜ二つとない地球か」から説き起こし、地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、熱帯林の破壊へと話をすすめ、ついで、直接現地調査に参加したチェルノブイリ原発事故をはじめとした放射能汚染をのべ、戦争、とくに核戦争が最大の環境破壊であることを、湾岸戦争の経験をふまえて記し、地球規模の深刻な環境破壊の現状を明らかにしています。
目次
1 なぜ「二つとない地球」なのか
2 急速に進む温暖化
3 地球を守る宇宙服―オゾン層の破壊
4 深刻な酸性雨の被害と熱帯林の破壊
5 世界をめぐる放射能
6 戦争、とくに核戦争後の地球環境はどうなるか
7 地球はほんとうに救えるだろうか