文学に読む日本人権紀行

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文学に読む日本人権紀行

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761707712
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

侵略戦争遂行に向けた国民弾圧、徴兵や戦争による犠牲、敗戦後の生活苦、労働運動への弾圧、公害・環境破壊などに対して、日本国民はたたかい、抵抗の杭を打ち続けてきた。日本の近代文学にはそうしたたたかいを描いた作品が無数にある。
本書第1部は、これらの作品の舞台を訪ね、その土地に刻まれたたたかいの痕跡を探し歩いた記録である。それは記念碑であったり、プレートであったり、墓であったり、メモリアル広場であったり、記念館であったりと様ざまだが、その地にしっかりと根を張った人びとのたたかいがあったことを後世に伝えるものであることに違いはない。自分が読んだことのある文学作品のゆかりの地を訪ねてみたくなる一冊といえよう。
第2部は「戦争」をテーマに近年の作品を論じた文芸評論だ。トランプ米大統領の無法行為や、改憲に突き進む高市政権とたたかう人びとに贈る異色の文芸評論&紀行文と言えよう。


【目次】

第1部 文学に読む日本人権紀行
 山鹿の民権天地/五日市憲法/秩父事件/坂田三吉/足尾鉱毒事件/大逆事件/『アイヌの学校』/亀戸事件/築地小劇場/山本宣治/アリランの碑/無言館/東京大空襲/「原子爆弾」/松川事件/小繋事件/三池闘争/『苦海浄土』/『複合汚染』/猪飼野など

第2部 「戦争」についての断想
 吉田裕『続・日本軍兵士』/林博史『沖縄戦』/安田菜津紀『遺骨と祈り』/寺尾沙穂『戦前音楽探訪』/窪島誠一郎『無言館』/野坂昭如『戦争童話集』など

内容説明

人権後進国といわれて久しい日本。しかし、近現代史は人権獲得と自由のたたかいに彩られ、文学はそれをよく映してきた。

目次

1 文学に読む日本人権紀行(熊本・山鹿の「民権天地」;各自ノ権利自由ヲ達ス可シ―五日市憲法;秩父事件と「希望の火」;「あんたの自由はどこにあるがで」;創世期の人民勝利の金字塔 ほか)
2 「戦争」についての断想(日本文学の中心にあるものは?(赤松美代子『台湾文学の中心にあるもの』)
掠奪した布靴、草履で行軍する兵士たち(吉田裕『続・日本軍兵士』)
あのときのアメリカ、日系二世の激闘(D・J・ブラウン『遥かなる山に向かって』)
「未来からの遺言」への厳粛な返信(『伊藤明彦の仕事1』)
春はおぼろに人を狂わす(麻田雅文『日ソ戦争』) ほか)

著者等紹介

新船海三郎[シンフネカイサブロウ]
1947年生まれ。文芸評論家、日本民主主義文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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