出版社内容情報
京都学派・西田哲学の研究者として出発し、戦争への反省と自己研鑽を通じ56歳にしてマルクス主義に転じた柳田謙十郎は、労働者教育協会の初代会長、「わだつみ会」の初代理事長などを務め、戦後の労働者教育運動や平和・民主主義運動、日中友好や革新都政実現の運動に大きな足跡を残した。
本書は柳田謙十郎の哲学が観念論から唯物論へと転換する過程を詳細に分析しながら、当時のマルクス主義哲学において脆弱だった価値論的側面の充実のために柳田倫理学が果たした功績を浮き彫りにする力作。たたかう労働者にも、日本哲学史や倫理学の専門的研究者にも、お薦めの一冊。
【目次】
第1章 生涯の事跡
出自と修学時代/教員時代/京都大学学生時代/観念論哲学の成就および戦時下での生活/戦後におけるマルクス主義への転換と社会活動
第2章 観念論時代の哲学理論
総説/知と行/主体相関的世界としての弁証法的世界/行為的人間の倫理学
第3章 マルクス主義への接近
総説/観念論から唯物論へ/弁証法的世界
第4章 理論的成熟とマルクス主義倫理学の樹立
総説/マルクス主義倫理学の前提と課題/倫理学原理への助走/倫理学原論の展相
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