目次
序章 『蟹工船』ブームが示したもの
第1章 よみがえった周旋屋(夏目漱石『坑夫』;江口渙『労働者誘拐』)
第2章 プロレタリア文学の時代(葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』;徳永直『太陽のない街』)
第3章 ヤマに見る日本の縮図(松田解子『おりん口伝』;稲沢潤子『地熱』)
第4章 命をかけたたたかい(右遠俊郎『小説朝日茂』;井上ひさし『組曲虐殺』)
終章 フリーター、派遣、ひきこもり
著者等紹介
北村隆志[キタムラタカシ]
1963年生まれ。東京大学教育学部卒業。私立中高一貫校の国語科教諭を経て、赤旗編集局に入局。学術文化部、政治部を経て、現在日曜版編集部。日本民主主義文学会全国幹事、日本ペンクラブ会員。2008年「若い世代のための宮本百合子入門」で手塚英孝賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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