内容説明
ILO条約・勧告という国際労働基準とEU(ヨーロッパ連合)の「社会的ルール」を紹介することによって、「ルールある経済社会」について具体的なイメージをもってもらうことを目的にしている。
目次
第1章 経済危機に国際社会はどうたちむかっているか
第2章 ILO(国際労働機関)はなにを重視しているか
第3章 ヨーロッパ雇用社会の特徴
第4章 派遣労働の国際ルールは労働者保護
第5章 人間らしい労働時間をめざして
第6章 世界が重視する最低賃金制の役割
第7章 公契約規制の今日的意義
第8章 世界の労働組合の新しい動向
第9章 たたかいがルールをつくる
著者等紹介
筒井晴彦[ツツイハルヒコ]
1954年神戸生まれ。働きながら大阪外国語大学二部英語科卒業。ハンガリー留学、全労連事務局などを経て、現在、日本共産党中央委員会国民運動委員会勤務。労働者教育協会会員、労働運動総合研究所会員、金属労働研究所会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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