内容説明
マルクスとともに科学的社会主義の基礎的理論を体系的に展開した、F・エンゲルスの名著を読み解く。格差と貧困を拡大する新自由主義・競争万能のイデオロギーと対峙する働く者の立場での「ものの見方、考え方」をつかむ基礎がここにある。
目次
序説(総論;デューリング氏の約束するもの)
第1篇 哲学(分類。先天主義;世界図式論 ほか)
第2篇 経済学(対象と方法;暴力論 ほか)
第3篇 社会主義(歴史的概説;理論的概説 ほか)
著者等紹介
鯵坂真[アジサカマコト]
1933年京都生まれ。京都大学文学部卒。関西大学名誉教授
福田泰久[フクダヤスヒサ]
1932年大阪市生まれ。大阪市立大学経済学部卒。関西勤労者教育協会講師。高校、短大教員を歴任
浜林正夫[ハマバヤシマサオ]
1925年北海道生まれ。東京商科大学(現一橋大学)卒。一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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