耐震木造技術の近現代史 - 伝統木造家屋の合理性

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耐震木造技術の近現代史 - 伝統木造家屋の合理性

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  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761540937
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

出版社内容情報

在来木造の被害はなぜ繰り返されるのか? その要因を木造耐震化の歴史に探り、地震国日本が培った伝統木造技術の復興を論じる。伝統木造家屋は激震に耐える! 先人は苛酷な震災に遭遇する度に、修理を通して耐震技術を蓄積してきた。果たして、近現代の日本は伝統木造の英知を活かせているだろうか?    繰り返される在来木造の大被害、その要因を木造耐震化の歴史を振り返って明らかにし、地震国日本が培ってきた伝統木造技術の復権を論じる渾身の一冊。

序章 わが国の耐震構造の原点
1 震災と構造技術
2 伝統木造と在来木造
3 在来木造の定義
4 兵庫県南部地震の木造被害を考える

◆古代・中世から文明開化へ
第1章 和風木造と洋風木造
1 構造からみた洋風と和風木造
2 古建築の構造技法

◆江戸末期?明治初期
第2章 耐震研究の黎明──幕末の地震活動
1 地震学事始め
2 安政の大地震
3 安政奈良地震を巡って
4 小田東がくの木造耐震対策案

◆明治中期
第3章 濃尾地震と木造家屋耐震化の機運
1 濃尾地震について
2 震災後の調査活動
3 濃尾地震での木造被害を巡って──和風か洋風か
4 震災後の耐震木造論
5 佐藤勇造と伊藤為吉を巡って

◆明治中期?末期
第4章 震災予防調査会の活動
1 わが国初の地震調査機関?震災予防調査会?の創設と木造家屋の耐震研究
2 震災予防調査会における耐震木造の研究
3 大型の耐震架構モデル?木造耐震建築雛形?について
4 世界初の大型振動台?人造地震台?を巡って
5 日清戦争期の地震災害と木造家屋耐震論
6 耐震木造校舎の試案?耐震雛形?を考える
7 各種の耐震木造建築の試案について?耐震木造雛形?を考える
8 再び伊藤為吉を巡って
9 世界初の?人為地震台実験?を巡って

◆大正?昭和(戦前・戦後)
第5章 激震に耐える木造建築
1 地震活動期を迎えて──木造家屋の耐震法令史
2 柱の太さを考える
3 土台と基礎の緊結を考える
4 伝統木造家屋の耐久性を考える
5 伝統木造建築の復権を目指して
 
 耐震年表

西澤 英和[ニシザワ ヒデカズ]
著・文・その他